【演者】 畑田 出穂 先生 (群馬大学 教授)【演題】 高速コンディショナルノックアウトマウス作製法からエピゲノム編集まで

第22回システム発生・再生医学分野セミナー 日時: 平成30年6月22日(金)17:00-18:00 講演要旨: 本講演ではゲノム編集の基礎的な話からエピゲノム編集の話題まで紹介する。 その中で特に「高速コンディショナルノックアウトマウス作製法」と「エピゲノム編集法」について得に重点的に紹介する。 「高速コンディショナルノックアウトマウス作製法」 疾患モデル動物作製は医学研究におき必要不可欠である。CRISPR/Cas9ゲノム編集の登場によりノックアウトマウス作製は簡便になったが、致死遺伝子解析や組織特異的な解析には使用できない。そこでコンディショナルKOマウスの作製が必要だが、CRISPR/Cas9を持ってしてもそれは困難であった。そこで我々はCRISPR/Cas9を用い高速かつ高効率にコンディショナルKOマウスを作製できる方法を開発した。またAMEDの助成を得、本方法によるマウスの無料作製事業もおこなっているので紹介する。 「エピゲノム編集法」 次世代シーケンサの登場により、エピゲノムの全容は解明されつつあり、エピゲノムは生命現象、疾患など様々な局面において重要な働きをしているらしいことがわかってきた。しかしながら特定遺伝子のエピゲノムを操作する技術が不在のため、エピゲノム疾患の原因遺伝子を特定することや、それらの遺伝子のみを標的とした治療戦略は存在しなかった。我々は最近CRISPR/Cas9法を応用してエピゲノムを操作する技術を開発したので紹介する。

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