【演者】植木 浩二郎 先生(国立国際医療研究センター研究所糖尿病研究センター長 分子糖尿病医学研究部長)【演題】「糖尿病」とは何か?
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- 2月25日
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第50回システム発生・再生医学分野セミナー ハイブリッド形式にて開催しました
日時:令和7年2月25日(火)17:00-18:00 要旨:糖尿病は、インスリンの作用不足による慢性の高血糖を主徴とする代謝疾患群と定義されているが、インスリン受容体はあらゆる臓器に発現しており、現在我々が「糖尿病」と呼んでいる状態では、糖代謝以外の様々な障害も起きている。また下等動物では、インスリンシグナルの抑制により寿命が延伸するのに対して、糖尿病では加齢関連疾患が増加し寿命が短くなる。なぜこのような違いが起きるのかを、各臓器でのインスリン作用と「糖尿病」におけるその障害を解明することで明らかにすべく研究を進めており、その一部を紹介したい。
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