大学院特別講義・第55回システム発生・再生医学分野セミナー 本学対面形式にて開催しました 日時：令和7年11月20日（木）17:00-19:00 要旨：ポリコム群は、多細胞生物に広く保持される遺伝子群であり、主にヒストンの化学修飾を介して標的遺伝子の発現の抑制に寄与する。ポリコム群は、主に発生過程や組織恒常性の維持に寄与する遺伝子座に集積して作用する。ポリコム群はCpGアイランドに集積し、プロテアソーム活性と標的遺伝子をリンクして、抑制された発生関連遺伝子が活性化されうることを見出した。また、DNA損傷が起きた後にコヒーシン依存的にリン酸化を受け、その修復に寄与することを見出した。

第54回システム発生・再生医学分野セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時：令和7年10月20日（月）17:00-18:00 要旨：Osteoarthritis (OA) is the most prevalent joint disease, with its incidence expected to rise further due to population aging. Despite the identification of numerous drug targets and promising preclinical studies demonstrating efficacy in reducing disease severity, clinical trials for disease-modifying OA drugs have thus far failed, and pain management remains inadequate. These unmet needs stem, in part, f

第53回システム発生・再生医学分野セミナー 本学対面形式にて開催しました 日時：令和7年9月12日（金）17:00-18:00 要旨：Skeletal disorders exist in hundreds of forms, rare or frequent, mild or severe. Altogether, they impact the quality of life of many human beings. Yet, our understanding of pathogenic mechanisms and abilities to offer safe and efficacious treatments remain limited for most disorders. This talk will focus on our recent efforts to fill gaps regarding achondroplasia, the most prevalent form of short stature. It

第52回システム発生・再生医学分野セミナー 本学対面形式にて開催しました 日時：令和7年8月27日（水）16:30-17:00 要旨：膵がんの治療抵抗性には線維化が深く関わるが、実験モデルの欠如が機序解明や治療法確立の律速となっている。動物実験の段階的削減が世界的な趨勢であることからも、特にヒトの病態を模倣するin vitroモデルの確立が急務である。本講演では、高密度に線維芽細胞や細胞外基質を含む膵がん線維化微小環境を、積層培養技術により簡便・迅速・再現性よく模倣する立体培養モデルの確立について紹介する。さらに、これらモデルの解析による線維化の機序解明や治療戦略開発に向けての取り組みと今後の展望についても触れたい。

第51回システム発生・再生医学分野セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時：令和7年2月28日（金）17:00-18:00 要旨：私はRNAやRNA-タンパク質複合体（RNP）を基盤とする生命システムの理解と、その制御・創成を目指している。本講演では、RNAテク...

第50回システム発生・再生医学分野セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時：令和7年2月25日（火）17:00-18:00 要旨：糖尿病は､インスリンの作用不足による慢性の高血糖を主徴とする代謝疾患群と定義されているが､インスリン受容体はあらゆる臓器に発現してお...

第49回システム発生・再生医学分野セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時：令和7年1月23日（木）17:00-18:00 要旨：オートファジーは多くの真核生物に備わっている細胞内分解システムである。オートファジーでは、細胞質の一部がオートファゴソームに取り囲ま...

第48回システム発生・再生医学分野セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時：令和7年1月9日（木）17:00-18:00 要旨：本講演では、当研究室で推進している、最先端の情報科学を活用したRNAに関するデータサイエンス研究を紹介する。第一に天然のRNAに関する...

特別セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時：令和6年12月4日（水）17:00-18:00 要旨：クライオ電顕を用いた複合体解析に関して、最近我々は、副甲状腺ホルモン受容体（PTH1R）に対するバイアスアゴニスト（Gタンパク質とのみ共役し、βアレスチンと共役し...

第47回システム発生・再生医学分野セミナー 本学対面にて開催しました 日時：令和6年11月14日(木) 17:00-18:00 要旨：筋間質に存在する間葉系間質細胞（MSC）は、脂肪化や線維化の起源となる細胞として発見されたが（Uezumi et al., Nat...

大学院特別講義　・　第46回システム発生・再生医学分野セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時：令和6年11月8日(金)17:00～19:00 要旨：近年、ミトコンドリアと小胞体の接触領域であるMAMの役割が注目されている。私たちは、ミトコンドリア外膜に局在する...

第45回システム発生・再生医学分野セミナー 東工大の新進気鋭のPIお二人を招待して淺原研とジョイントセミナーをハイブリッド形式にて開催しました 日時：令和6年9月30日（月）17:00-18:00 ファイナルカウントダウン　東工大＆医科歯科ジョイントセミナー 演者①：田中...

第43回システム発生・再生医学分野セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時：令和6年9月17日（火）17:00-18:00 要旨：私は1960年東京医科歯科大学・歯学部を卒業し、　荒谷 真平先生（東京医歯大・歯学部　生化学講座）の下で「ビタミンDと骨の研究」を始め...

受賞名称：学術変革領域研究（A）令和六年度「自己指向性免疫学」　若手ワークショップ　口頭発表の部　Best Presentation Award 受賞年月日：2024年9月7日 おめでとうございます！

第44回システム発生・再生医学分野セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時：令和6年9月5日（木）16:00-17:00 医工融合の夜明け : 分子イメージング×ロボティクスの挑戦 演者1：青木　伊知男 先生　（国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構・量子医科学...

第42回システム発生・再生医学分野セミナー 本学対面にて開催しました 日時：令和6年9月2日（月）17:00-18:00 要旨：骨および軟骨の形成には、BMP、Ihh、Wntなどのサイトカインが重要な役割を果たしており、それぞれの細胞の分化には、Runx2-Osterix...